2012年07月01日

シンポジウムの視点について

 30年前に発生した長崎大水害では、梅雨末期の集中豪雨により各地で多発した土砂災害などで、299名の方が犠牲になりました。
 長崎大水害は、この30年間におきた豪雨災害でみると、全国で最悪の犠牲者を出した未曾有の大災害となっています。

 長崎大水害以降、各地で復旧・復興が進められ、30年を経て、インフラの安全性はある程度向上しています。しかし、昨年は、東日本大震災や、台風12号による紀伊半島などの大災害が発生しました。また、最近は地球温暖化などで大雨が降りやすくなり、少子高齢化などで地域社会の弱体化も進んでいます。

 こうした大災害に、自分ひとりで向かい合うのには、限界があると考えられます。その一方で、ふだんの近所のおつき合いや、自治会や福祉、まちづくり、環境や防災など地域での活動を通じて育まれる「地域のつながり」が、大災害の備えにもなるのではないでしょうか。

 このシンポジウムは、長崎大水害の教訓を未来へ伝えるため、当時の被災状況や、復旧復興の歩みをふり返り、最近の災害や社会情勢の変化などの課題を見つめます。
 そして、パネルディスカッションでは、大災害に備えて、私たちが取り組むべきこととして、「地域のつながりから生まれる「自助」と「共助」」としてお話いただきます。

 パネリストは、昨年度、地域のつながりについてご講演された田上富久・長崎市長や、長崎大水害をきっかけとして活動を続けてきた冨工(とみく)妙子・伊良林小学校ホタルの会会長など、長崎大水害に関わりのある方々が登場されます。

 また、併設する長崎大水害30年パネル展では、先日6月19日に実施した「未来へのメッセージ」ワークショップのパネルも展示予定です。
 長崎大水害を30年前に経験された方も、知らなかった!という方も、ぜひ、シンポジウムに参加いただければと思います。


☆関連情報はコチラ☆

○田上・長崎市長講演 「東日本大震災にみる地域住民のつながり」
 (第2回 地域づくり担い手育成講座 2011.7.30より)
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/jichikai/ninaite/ninaite/tuusin2%203.pdf

○冨工妙子
ホタルに託した鎮魂の思い|一般財団法人セブン-イレブン記念財団
http://www.7midori.org/katsudo/kouhou/kaze/meister/13/index.html

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